Googleしごと検索（Google For Jobs）求人掲載したい！

2020.07.27

応募者を増やすためにいろいろ試行錯誤をしている多くの企業に朗報かもGoogleに求人情報を掲載できる新機能「Googleしごと検索（Google For Jobs）」が登場しました！

目次

1）Googleしごと検索（Google For Jobs）とは
2）Googleしごと検索（Google For Jobs）のメリット
3）Googleしごと検索（Google For Jobs）掲載のための準備

Googleしごと検索（Google For Jobs）とは

IndeedのGoogle版です。

Google検索エンジンで、求人情報に関連したキーワードで検索した時の検索結果ページで、今までは広告枠と通常検索結果枠だけでしたが、2つの間にGoogleしごと検索（Google For Jobs）枠が表示されるようになります。

例えば「WEBデザイナー　求人」で検索すると、以下の画像のように広告枠→しごと検索枠→通常の検索結果枠の順で表示されます。

IndeedもGoogleしごと検索も無料で掲載できますが、Indeedは広告枠があるのに対し、Googleしごと検索は広告枠がなく（今のところ）完全無料掲載です。また、画像にようにIndeedよりGoogleしごと検索の方が上位表示となります。

Googleしごと検索（Google For Jobs）のメリット

1）転職を考えているユーザーが前提なので、求職者の質も良い

通常のキーワード検索から、ドンピシャになるような情報を提供しているため、求職者が考えている大枠の希望とのズレが少なくなります。

たまに職種を明記してても、違う職種を希望する求職者が面接に来たりするので、採用側の効率を考えると求人情報サイトより断然質が良いです。

また、求職者側にも数多ある求人サイトを巡って探す必要がなくなるのと、ユーザーがいる場所付近の情報を表示するので、断然探しやすくなります。

2）上位表示などのSEO対策が上手くできなくても上位表示される可能性が高い

WEBサイトを上位表示させるため、さまざまなキーワード検索で表示させるためなどのSEO対策を長期スパンで行っていますが、競合他社がいるとなかなか手間暇がかかります。いくらやっても無理なことも・・・・・。または、応募者を集めたいけどあまりSEO対策には真剣に取り組んでない。など、SEO対策疲れが少しは解消されるかもしれません。

極端に言うと、自社サイトのSEO対策をしていなくても、競合他社が広告とGoogleしごと検索（Google For Jobs）をやっていなければ、簡単に上位表示が叶う可能性が高いです。

3）アクセス数増加が期待できる

2番につづき、上位表示されればアクセス数の増加も期待できます。

4）広告掲載費なしで、効果が上がる可能性が高い

有名どころの求人サイトだと、掲載期間や掲載場所などによって費用が違ったり、掲載したけど応募か来なくて無駄だった！や、Indeedの広告をやってみたけど、期待するほど応募者が来なかった！など、費用対効果を考えると頭が痛くなりますね。

Googleしごと検索（Google For Jobs）は、無料掲載なのにIndeedや競合他社より上に表示されるため、少しの手間で費用対効果っというか、効果が上がる可能性が高いです。

デメリットとしては、掲載には専門知識が必須なことと、オーガニック検索数が下がる可能性があります。

前者は制作会社などに依頼すれば解決できます。

後者については一概には言えませんが、それよりメリットが上回るのを期待して待っている間に別の施策を講じてみたり、もしくは、そもそもSEO対策そこまでやってないからデメリットにはならないとポジティブに考えるのもあるかも。

Googleしごと検索（Google For Jobs）掲載のための準備

Googleしごと検索（Google For Jobs）に表示させるためには、Indeedのように「1求人に対し1ページ」と、「構造化データマークアップ」が必要となります。また、掲載の有無はGoogle側の判断なので、上記を行ったからって必ず掲載されるとは限りません。

1求人に対し1ページが必要

Indeedのように、1求人1ページが必要となります。

「事務職」「営業職」などの職種別や、「アルバイト」「正社員」などの雇用スタイルなど別に、ページを用意します。

更に、用意したページがGoogleからクロールされている必要があります。

構造化データマークアップが必要

構造化データマークアップには、「JSON-LD」や「マイクロデータ」などがありますが、Googleの推奨は「JSON-LD」です。

次回は、Google推奨「JSON-LD」で構造化マークアップしていきます。