メンタルヘルスケアについて調べてみた!
2014.07.31
学校でも職場でも「こころのケア」ってかなり重要な要素になってきています。
仕事量の質的負担、対人関係などストレスの要因はいくつもあります。
また、診察すると「ストレスですね~」を言われる事も多くなり、なんでもストレスにすなっって思ったこともありました。
いつから「ストレス」と叫ばれるようになったのでしょうか?
自身は、昔からあった「人情」とか「熱意」が利便などの影響で淡泊になっていったことで、
平穏な幸福感よりネガティブなものや何かへの渇望が勢力を増していってるのかなと思います。
人類はいつの時代もウィルスなどの脅威に立ち向かい、
有効な抗ウィルスを作って救済してきましたが、
ココロの抗ウィルス剤として、今は厚生省推進の「メンタルヘルス」があります。
ストレスだと思ってなくても、身体にはその影響が如実に出ます。
胃炎になった時は、パンでさえ見るだけで気持ち悪くなって、耐えるしかない辛い時期もありました。
現在では厚生省もメンタルヘルスケアを推し進めているので、どのくらいの影響がでているのか、どのくらい企業(規模の大きい企業)が取り組んでいるのかちょっと調査。
ちなみに私がいた会社では、ケの字もなかったなぁ~↓
メンタルヘルスケアの現状
厚生労働省の発表によると、
過去一年間でメンタルヘルス不調により連続1か月以上休業・退職した労働者がいる企業の割合は
8%でやはり情報通信系が圧倒的に多い模様。
そのうち、職場復帰した労働者がいる事業所の割合は 55%。
半分は復帰できてる?っというか、退職者の方が多いからこの数字が出たのでは???
メンタルヘルスケアに取り組んでいる企業は 47%で増加傾向にあると。
内容は、「労働者への教育研修・情報提供」「管理監督者への教育研修・情報提供」「社内のメンタルヘルスケア窓口の設置」あたりが主になっているみたいです。
メンタルヘルスケアを取り入れて効果があったとした企業は36.9%。
結構低いですよね。
一方、メンタルヘルスケアに取り組んでいない企業の理由は、
「必要性を感じない」
「取り組み方が分からない」
「専門スタッフがいない」
確かに取り組み方って難しいし、もっと注目のあつまるマーケティングとかして欲しいっ!
そういえば、厚生省がやってる「こころの耳」というサイトでは、
取り組み希望企業やストレスが辛い社員双方を支援するのに役立つ情報がありました。
先に紹介したユニークな福利厚生をしている企業とかも社内環境の改善に取り組んでます。
業種とか中小とか関係なく、企業は人的資産の価値を高める必要がありますね。
人的資産からしか利益が上がらないわけだし、
今後はいかに責任感とか達成感を充実させる環境作りをしていくかがカギになるでしょう!
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